【簡単に分かる】ヒートホークって何? その原理・仕組みは?

ガンダム

ガンダムに登場するヒートホークについて

wikiを読んでも難しくてよくわからない人向けに
わかりやすく、現実の技術も踏まえて解説します。

はじめに

ザクのヒートホークかっこいいですよねー
個人的にはドズル専用ザク2の無駄に派手なのが好きです。

MG 1/100 MS-06F ドズル・ザビ専用ザクII|ホビーオンラインショップ|プレミアムバンダイ|バンダイナムコグループ公式通販サイト (p-bandai.jp)より転載

今回はそんなヒートホークの原理を

解説してきます。

結論として下記のように推察しました。

ブレード部分に

タングステンの合金を使用
電気抵抗により加熱

することで、装甲を溶断できる。

もしくは

刃先はプラズマ状態となっているが
Iフィールドで繋ぎ止めることができている。

ヒートホークって何?

まず、ヒートホークをwiki等で調べると
・ブレード部分を加熱することで金属を溶断する威力を発揮する武器
・刃部をプラズマ化させ、金属を超高温で焼き溶かし斬る斧

という記述がありました。

簡単に説明すると

敵の装甲を溶かし切るということで
切断の原理はビームサーベルと同じです。

ビームサーベルの説明はこちら

ヒートホークの原理は?

ブレード部分の加熱する方法として考えられるのは
電気抵抗を利用することです。

  • 電気抵抗を利用について

工作で発泡スチロールをカットする時に、電熱線を使ってカットしたと思います。
原理はあれと同じです。

金属に電気を流すことで

その電気抵抗により、

電気エネルギーが熱エネルギーに変換されます。

お家の照明も
スマホを使うとあったかくなるのも
電気エネルギーが熱エネルギーに変わってる現象です。

電気エネルギーはジェネレーターより大量供給

が可能なため、
電気抵抗が高い導電可能な材料で斧をつくれば可能になります。

ジェネレータの説明はこちら

  • 金属を溶断することについて

では、金属を溶断するには何度の温度にする必要があるのでしょうか?

ガンダムのシールドを切断できたことから、ガンダリウム合金は切断できるようです。

ここは、一旦現実のチタン合金を溶断する事を考えてみます。

ガンダリウム合金についてはこちら

チタン合金の融点は約1650℃です。

64チタン合金(Ti-6AL-4V)|チタンクリエーター福井
Ti-6Al-4V合金はα相とβ相の特徴をバランス良く組み合わせた合金であり、その代表例です。 延性、靭性を備えつつ高強度化が図れ、加工性、溶接性にも優れているため、 最も多く使用され、チタン合金の約70%を占めています ...

現実でではガスの炎で切る
溶断という技術があります。

その炎の温度を調べると、約3000℃との記述がありました。

これは鋼(融点約1350℃)を切断する時の温度なので、
更に高い温度では無いと切れない計算となります。

材質の融点が300℃違うため
3300℃は最低でも必要でしょう。

  • ヒートホークの材質について

上記温度でも固体で存在できる材料を調査すると
炭素:融点約3550℃
タングステン:融点約3420℃

炭素は衝撃に弱い物質なので、
すぐ刃が欠けてしまうため無しです。

タングステンを主原料とし
電気抵抗が高く
衝撃に強い材料を配合
すれば作れるのではないかと推察します。

  • 刃物をプラズマ化させるとは


刃物をプラズマ化させるとすぐに散ってしまうため、繋ぎ止めなければいけません。

温度変化により

固体→液体→気体→プラズマ
となり、原子と電子がそれぞれ分離して存在している状態を表します。

固体:原子同士がくっついて動かない状態
液体:原子同士がくっつきながら動く状態
気体:原子が一緒に自由に動く状態
プラズマ:原子と電子がバラバラに自由に動く状態

プラズマ状態は、気体より自由に動くため
これを散らないようにしなくてはいけません。

以前ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉の回で解説したIフィールド
素粒子であるミノフスキー粒子を閉じ込めることができたので
このプラズマ状態となった金属も閉じ込める

ことができるかもしれません。

まとめ

ヒートホークは
ブレード部分にタングステンの合金を使用
電気抵抗により加熱

することで、装甲を溶断できる。

もしくは、

刃先はプラズマ状態となっているが
Iフィールドで繋ぎ止めることができている。

と推察しました。

以上

ではまた

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