ガンダムの宇宙世紀に登場するミノフスキー粒子について
wikiを読んでも難しくてよくわからない人向けに
わかりやすく、現実的な技術も踏まえて解説します。
はじめに
皆さんはガンダム好きですか?
僕は大好きです。
そのなかで間違いなく核となっている技術がこの「ミノフスキー粒子」です。
宇宙世紀の作品では総じて「ミノフスキー物理学」として扱っているようです。
ぶっちゃけると後付の設定なのですが、これを理解することで
様々なガンダム系の技術を説明することができるので
この仕組を理解しておくと、作品がより楽しくなると思います。
どんな効果があるの?
簡単に説明すると現代でいう「チャフ」の役割をします。
高濃度でミノフスキー粒子を散布することで通信障害を引き起こすため
ロボット同士が有視界戦闘を行うための理由付けとして
設定されています。
ミノフスキー粒子って何?
WIKIより転載すると
「静止質量がほとんどゼロで、
正粒子は負(マイナス)、
反粒子は正(プラス)に荷電」
する素粒子とのこと。
※素粒子とは、原子を構成するめちゃめちゃ小さい粒子
と覚えておくぐらいで良いと思います。
(このへんは自分もうまく説明する知識はありません)
要約すると、ちっちゃい帯電している粒子なんですねー
どんな原理?
どんな原理で通信障害が発生するかというと
1、高濃度になると、立方格子場となり
2、目に見えないフィールドを形成
3、立方格子の電磁波作用でマイクロ波よりも波長の長い電波は妨害
されることで、電波がほぼ遮断されるとのことです。
(ぎっちぎちになることで、電波が通らなくなるイメージ?)
現実の電波を遮断する方法(シールド効果)として
・反射
・吸収
・多重反射
があります
イメージ的には
・反射:鏡で光が反射する
・吸収:壁が厚いマンションの隣の音が静か
・多重反射:霧の中だと視界が良くない
といった感じでしょうかね。
反射だった場合、レーダーの電波がそのまま跳ね返ってくるので
敵がめっちゃ反応するというレーダー反応となるのですが
アニメではそんなことなかったので
並んだミノフスキー粒子が電波を吸収か、
多重反射により電波を通さなくしている
と考えるのが普通じゃないかと考えます。
でもアニメでは通信できてたじゃん・・・・
とか思ってる人もいるはずです。
上記で「マイクロ波よりも波長の長い電波は妨害」
ということなので、波長1cm以下のものは通っちゃうんですねー
具体的には可視光や木炭の赤外線のような波長のものは遮断できないらしいです。
波長が短いと、振動が激しいため、エネルギー消費が激しく
遠くまで飛ばせない欠点があります。
焼肉の時に使う炭は離れると全然熱くないですよねー
そのへんの波長の電磁波を通信に応用すれば
近距離の通信は可能なので、波長が短い電磁波を使って
通信していたと推察できます。
どうやって作るの?
粒子を加速機で加速させた際にできるらしいのですが
何粒子を加速さえるかは、調査不足でその箇所は不明です。
現実での素粒子は
粒子を加速させ、何かに当てる実験をするために使用しているようです。
(https://www2.kek.jp/kids/accelerator/index.html)
詳しくはここをみてね
ホワイトベースでいうと脇の盾の部分に実装しているようです。
まだまだ調査のしがいがありますねー
応用先
・ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉
ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉って何?その原理は? – へっぽこ技術研究所 (heppokotechnology.com)
・ビームライフル
ビームライフルって何?その原理は? – へっぽこ技術研究所 (heppokotechnology.com)
・ミノフスキークラフト
根本の技術だけあって、沢山ありますが、この辺を後ほどじっくり考察していこうと思います。
まとめ
ミノフスキー粒子は電気的に+か-に帯電する素粒子
現実のチャフの役目
電磁波の吸収か多重反射により妨害
の効果があります。
以上
わかりやすく+現実と合わせて説明したつもりでしたが
個人の意見も入っているので、ここは違うんじゃない?
という意見は大歓迎です。
でわまた!!
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